和菓子の美意識– category –
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和菓子の美意識
Authentic Japanとは|老舗和菓子屋四代目が、本物だけを案内する記録
このサイトは、百年以上続く和菓子屋の四代目が、売り込まず、語らず、ただ本物だけを記録する場所です。自分の店の商品は扱いません。曾祖父の代から受け継いだ「信用を売る」という教えを守り、目利きとして、心から認めたものだけを紹介します。ここで... -
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和菓子職人が大切にしていること|四代目として受け継いだもの
四代目を継いでから、長い時間が経ちました。28歳で父を亡くし、何もわからないまま家業を継ぎました。あの頃の自分を思い出すと、今でも胸が痛みます。曾祖父が支えてくれました。祖父の言葉を思い出しました。祖母の姿を、何度も思い返しました。父の背... -
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相撲と和菓子②|力と美の調和|対照的な要素が生む、深い味わい
相撲は、力強さと優美さが同居します和菓子も、素朴さと繊細さが同居します。一見、矛盾するような要素が、一つに溶け合っています。力だけでは荒くなり、美だけでは弱くなる。その両方を持つことが、本物の条件です。曾祖父はよく言いました。「菓子は、... -
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歌舞伎と和菓子②|様式美と品格のバランス|守るべき順序と、譲らない基準
歌舞伎は、様式美の芸術です見得、隈取、衣装。すべてに型があり、格式があります。和菓子にも、様式美があります。色、形、配置。華やかさと格式の均衡を見つめる世界です。舞台の上で役者が一歩踏み出す。その一歩には、何百年もの時間が宿ります。練ら... -
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歌舞伎と和菓子①|様式美と格式が生む静かな力|様式美とは何か
形が語る、言葉を超えた意味舞台に現れる一瞬の美は、長い時間の積み重ねの上に成り立っています。舞台の静けさは、客席の呼吸まで整えます。 歌舞伎の様式美とは、偶然に生まれるものではありません。守り続けられてきた約束と、繰り返されてきた所作と、... -
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舞踊と和菓子②|型と継承|受け継がれる技と心
型という土台型は、窮屈なものではありません。自由になるための、土台です。舞踊にも、和菓子にも、型があります。「こう動く」「こう作る」という決まりごと。一見、制約に思えます。しかし、型を知っているからこそ、崩せる場所がわかります。型がある... -
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手仕事という矜持──機械では表せない温度と間
和菓子職人の手が覚えている感覚 ある日、試しに機械で餡を練ってみたことがあります。温度も時間も正確に設定し、均一に仕上がりました。 しかし、その餡を口に含んだ瞬間、何かが足りないと感じました。味は悪くない。見た目も問題ない。それでも、どこ... -
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守り、つなぐという仕事──受け継いだものと、これから残していくもの
毎朝、同じように火を入れ、同じように小豆を炊く。和菓子職人の一日は、昨日と変わらぬ所作から始まります。 銅鍋の火の回り、木べらで餡をすくう感触、手で包む瞬間の緊張感。和菓子の素材、道具、火加減、そして包む所作――これまで言葉にして記してきた... -
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和菓子の包装|包むという作法──手から手へ渡るまでの、静かなおもてなし
包み終えた菓子を両手で整えると、仕事が静かに締まります。 和菓子は、つくって終わりではありません。完成した菓子を「包む」その瞬間に、仕事は静かに完成へ向かいます。 包装は単なる梱包ではなく、守ること、敬うこと、そして想いを運ぶこと。そこに... -
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和菓子の火加減|一瞬の判断が味を決める──蒸し・練り・炊き。熱の扱いが、すべてを変える
火を見誤った日の後悔ある冬の朝、いつもより少し火を強めました。寒い日は生地が冷えやすい。そう考えたからです。 しかし蒸し上がった饅頭は、表面が割れていました。中はしっとりのはずが、固く締まっている。わずかな火の差で、菓子は別物になる。 そ...
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