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桜餅と職人|塩漬けの葉との格闘|手が覚えるまで
桜餅をつくるたびに思い出すことがあります。あの頃、何度葉を破ったか。数えきれません。 道明寺粉との向き合い方葉の話をする前に、道明寺粉のことも書いておきます。道明寺粉は、もち米を蒸して乾燥させ、粗く挽いたものです。水加減が、難しい。多すぎ... -
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休む勇気|「今日はここまで」と言える強さ|「死ぬまで修行中」が教えてくれたこと
座り込んでしまいました立ち上がろうとしても、動けません。冷や汗が、出ていました。――これは、まずいな。そう思いました。休まないことが、強さだと思っていた。止まらないことが、前に進むことだと。けれどその日、気づきました。自分の体を、壊れるま... -
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嘘をつかない|祖母が守ったもの
品格は、嘘をつかないことから始まる祖母の生き方でした。祖母は、嘘をつかなかった商いをしていると、嘘をつきたくなる時があります。都合の悪いことを隠したい。失敗を誤魔化したい。でも、祖母は嘘をつきませんでした。正直に、誠実に、生きていました... -
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根っこを変えたら、木が枯れる|伝統と革新
根っこを変えれば、店は終わる根っこを守れば、店は続く。 伝統を守り、時代に合わせる商いをしていると、判断を迫られる時があります。これは、変えるべきか。これは、守るべきか。その判断が、事業を守ることでした。 変えてはいけないもの和菓子の味。... -
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失敗しないために|丁寧さが守るもの
間違えない仕事確認することが、信用を守ります。 丁寧さが、失敗を防ぐ商いをしていると、失敗が許されない時があります。お客様の大切な日。節句。法事。そんな日に、間違えることはできません。だから、何度も確認します。丁寧に、作ります。それが、失... -
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断る勇気|商いにおける選択
すべてを受けない選ぶことが、守ることでした。断る勇気が、信用を守る商いをしていると、断らなければならない時があります。電話を切ったあと、しばらく手が止まることがあります。無理な注文。納期に間に合わない依頼。自分の技術では作れないもの。断... -
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記録|技術と心と、これまでの道のり
これまでの記録を振り返る技術と心と、歩んできた道。 記録することが、継承することでしたこの記録を始めてから、時間が経ちました。和菓子のこと。商いのこと。家族のこと。曾祖父、祖父、祖母、父、母。それぞれの言葉と、姿勢を記録してきました。今回... -
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おはぎ|春と秋、二つの名前
春はぼたもち、秋はおはぎ同じ和菓子に、二つの名前。彼岸に食べる、先祖への想いおはぎは、彼岸の和菓子です。春の彼岸と、秋の彼岸。年に二回、おはぎを食べます。でも、名前が違います。春は、ぼたもち。秋は、おはぎ。同じ和菓子なのに、季節によって... -
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桜餅|春を包む、二つの顔
関東風と関西風二つの桜餅が、それぞれの春を伝える。 桜の葉の香り。季節を先取りする心桜餅は、春の和菓子です。店に並ぶと、春が近いことがわかります。桜の葉で包まれた、ほんのり桜色の餅。その香りを嗅ぐだけで、春を感じます。でも、桜餅には二つの... -
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和菓子の包み|無言の挨拶
包みは、言葉を超える丁寧に包むことが、心を伝える。包むという作法。見えない心を、形にする包むことは、作法です。和菓子がどれほど美味しくても、包みが雑であれば台無しです。逆に、丁寧に包まれていれば、受け取る前から心が伝わります。 曾祖父は言...
本物は、語らない
Authentic Japan
日本に残る本物の文化と仕事を記録する