とらやの羊羹「夜の梅」はなぜ高い?老舗和菓子屋四代目が語る本物の理由
和菓子の世界に身を置く者として、避けて通れない存在があります。
それが「とらや」です。
あまりにも有名で、もはや説明不要の老舗です。
しかし、和菓子屋の四代目という立場から改めて見つめると、そこには表に出ない「異常なまでの誠実さ」があります。
今回は、私自身が心から信頼している、とらやの小倉羊羹『夜の梅』についてご紹介します。
原材料という名の「覚悟」
前回の記事でも触れましたが、「本物の和菓子は原材料がシンプル」です。
とらやの羊羹『夜の梅』は、それを最も高い次元で体現しています。
原材料表示には、並ぶのは次の三つだけです。
砂糖
小豆
寒天
保存料も香料も使っていません。
つまり、素材の質と火入れの技術だけで勝負しているのです。
これは正直に言えば、怖い選択です。
素材が悪ければ即座にバレます。
誤魔化しは一切ききません。
室町時代から続く店が、今もなおこのやり方を守っている。
それだけで、どれほどの覚悟か分かる方には分かると思います。
切り口に宿る「職人の顔」
羊羹は、切った瞬間にすべてが見えます。
気泡
濁り
艶
一刀入れれば、練りの甘さも、火加減も、職人の心構えも分かります。
とらやの羊羹は、どこを切っても均一で、深い艶があります。
これは偶然ではありません。
曾祖母はよく言っていました。
「和菓子は、切り口を見れば職人の心が分かる」
とらやの切り口には、逃げていない職人の顔が宿っています。
四百年以上の積み重ねが、そのまま表に出ているのです。
なぜ「高い」のか。それは時間の値段です
羊羹一本に数千円。
高いと感じる方も多いでしょう。
しかし、現場を知る私から見れば、決して高くはありません。
最高の素材を使い、熟練の職人が手間を惜しまず、時間をかけて作っています。
一口食べたあとに残る、あの静かな余韻。
あれは「甘さ」ではなく、「積み重ねた時間」そのものです。
本物の和菓子は、作る側の時間を削り、食べる側の時間を豊かにします。
とらやが室町時代から続いた理由は、この一線を一度も踏み外さなかったからだと、私は思っています。
四代目の本音
正直に言えば、とらやは同業者として眩しすぎる存在です。
悔しさもあります。嫉妬もあります。
しかし同時に、この背中を見失ったら、この業界は終わるとも感じています。
もし、あなたが「間違いない贈り物」を探しているなら。
あるいは、自分自身に少しだけ本物の時間を与えたいなら。
迷わず、あの黒い包みを手に取ってください。
そこには、四百年以上の誠実さが、黙って詰まっています。
とらやの羊羹『夜の梅』購入方法
とらやの羊羹『夜の梅』は、以下で購入可能です。
公式オンラインショップ
品質管理が最も確実で、贈答やギフトにも最適です。
とらや公式サイトはこちら
直営店舗
全国の主要都市に直営店があります。
店頭で購入される場合は、公式サイトから店舗情報をご確認ください。
百貨店
三越、伊勢丹、高島屋などの主要百貨店でも取り扱いがあります。
購入方法
とらやの小倉羊羹『夜の梅』は、以下で購入できます。
【公式オンラインショップ】
品質管理が最も確実で、安心して購入できます。
【Amazon】
とらや 小形羊羹 夜の梅
プライム会員なら、翌日配送が可能です。
私は、公式オンラインショップをおすすめします。
<a href=”https://amzn.to/3YYfqZz“>とらや 小形羊羹 夜の梅</a>
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
リンクから商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
ただし、商品の選定や評価は、私の本音に基づいており、報酬の有無によって変わることはありません。

コメント